組織一丸となって国労運動を次世代に継承・発展させよう
大会では、JRやグループ・関連会社の職場で働く仲間の切実な声を受け止め、一致団結して労働条件向上や処遇改善、安全・安定輸送の確立、さらにはJR北海道・四国・貨物会社に対する持続可能な支援策の確立とJR九州の安定経営に向けた助成策の継続、自然災害からの鉄道復旧や基幹的な旅客輸送モードとしての地方交通線の維持・活性化など直面する課題に全力をあげる運動方針を満場一致で決定した。
また、実質賃金が減り、生活必需品の相次ぐ値上げによって消費が冷え込み、慢性化する深刻な要員不足を背景にますます悪化する労働条件や職場環境が若年層を中心とした離職を招いている今日的情勢のもとで、2026年春闘勝利、憲法改悪を許さない闘い、沖縄・辺野古新基地建設と原発再稼働反対、社会的格差の是正と労働者保護ルールの確立など、国労結成80年を迎える節目にあらためて中央・地方において山積する諸課題に取り組む決意を新たにした。