全組合員が全国統一闘争に結集し闘おう

 国労は、1月27日に第194回拡大中央委員会を開催し、日夜職場で奮闘する組合員・家族のいのちと健康を守りながら、2024年春闘勝利、JR各社における労働条件の改善、安全・安定輸送の確立とサービスの向上、JR北海道・四国・貨物の持続可能な支援策の確立やJR九州の安定経営に向けた助成策の継続、並行在来線の維持・活性化と地域公共交通の確保をはじめとした総合交通政策の実現、さらには甚大な被害をもたらした「能登半島地震」に対する復旧・支援の取り組みなど当面する闘争方針を満場一致で決定した。

 とりわけ2024年春闘の最大の課題は、依然として続く物価上昇と実質賃金の低下、さらには人手不足による労働強化に苦しむすべての働く仲間が、安心して生き、暮らし続けるための大幅賃上げ獲得と働き方の改善を目標としながら、いままさに岸田政権が強引に進めようとしている軍拡大増税・原発推進路線に反対して平和憲法と人権・民主主義擁護、脱原発など山積する諸課題と一体のものと位置付け、国労の最大かつ喫緊の課題である組織の強化・拡大に全機関が一丸となって取り組む決意を固めあった。