23春闘 全組合員が全国統一闘争に結集しよう
国労は、1月28日に第193回拡大中央委員会を開催し、第8波の新型コロナウイルスの感染再拡大が続くなか、日夜職場で奮闘する組合員・家族のいのちと健康を守りながら、2023年春闘勝利、JR各社における労働条件の改善、安全・安定輸送の確立とサービスの向上、JR北海道・四国・貨物の持続可能な支援策の確立やJR九州の安定経営に向けた助成策の継続、並行在来線の維持・活性化と地域公共交通の確保をはじめとした総合交通政策の実現など当面する闘争方針を満場一致で決定した。
とりわけ4年目となるコロナ禍で、40年ぶりという記録的な物価上昇と10カ月連続の実質賃金の低下で苦しむすべての働く仲間が、安心して生き、暮らし続けるための大幅賃上げ獲得と働き方の改善を闘いの中心に据えるとともに、いままさに岸田政権が強引に進めようとしている軍拡大増税・原発推進路線に反対して平和憲法と人権・民主主義擁護、脱原発など山積する諸課題に取り組みながら、文字通り、全機関が一丸となって国労の最大かつ喫緊の課題である組織の強化・拡大に全力をあげる決意を固めあった。